近頃、めっきり秋らしくなってきました。
休館して3か月が経過、いよいよ10月7日から名古屋市美術館は再開館いたします。目下、再開館にむけて着々と準備を進めているところです。
外観のタイルもキレイに貼りなおされ、もう崩れているところはありません。雨の日も安心してみなさまに美術館にお越し頂けます。
そして、今、まさに準備中なのが「ランス美術館展」!
このたび、名古屋市とランス市の姉妹都市提携が決まり、両市の友好を記念して展覧会が開催されることになりました。ランス市はフランスのパリから約140キロ北東に位置する街で、街の中心にあるノートルダム大聖堂は世界遺産に登録されているそうです。
ランス美術館は200年以上の歴史を誇り、5万点を超える作品を所蔵しているとのこと。今回、その中から選び抜かれた約70点の名品を名古屋市美術館でご覧いただけます。
10月6日のオープニングにと7日からの一般開館に向けて、展覧会の準備も佳境を迎えています。作品は無事に到着して、準備のために来日したランス美術館の学芸員とともに、開梱された作品に損傷がないかチェックしているところです。作品のチェックが終わりましたら、いよいよ展示作業に入ります。
展示室の壁や床も、開館当時の仕様で新しくなりました。館内に設置されているエレベーターも新しいものになりました。デジタル表示になり、音も静かです。
みなさま、ぜひ生まれ変わった美術館で、シャンパンの街ランスからの名品をお楽しみください!!!
投稿者:hina