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名古屋市美術館 Nagoya City Art Museum

EXHIBITION 展覧会

過去の展覧会

2025年度

特別展

コレクション×現代美術 名古屋市美術館をめぐる4つの対話

2026年1月9日(金曜日)~3月8日(日曜日)

 愛知にゆかりのある、斉と公平太・田村友一郎・蓮沼昌宏・三瓶玲奈の4人の現代美術作家がそれぞれの視点・方法で名古屋市美術館のコレクションを解釈し、新作と名古屋市美術館のコレクションを組み合わせて展示空間を構成します。
 普段とは異なる視点で見るコレクションから新たな魅力を発見するとともに、作家×コレクションの対話から、コレクション×鑑賞者、鑑賞者×作家、鑑賞者×作品、さらにその先へと、豊かな対話が広がっていくことを期待します。

藤田嗣治 絵画と写真

2025年9月27日(土曜日)~12月7日(日曜日)

藤田嗣治(1886-1968)は、エコール・ド・パリの寵児として世界的に活躍した画家です。そんな藤田が、数多くの写真を残したことはほとんど知られていません。本展では、「写真」を軸に藤田の絵画制作を再考し、絵画と写真が交差する創造の軌跡を追います。
若いころからカメラを所有していた藤田は、生涯にわたって数千点の写真を残しました。それらは、思い出の記録として撮影されたばかりでなく、藤田はそうした写真から人々の相貌や衣服、動物、建物などを選び出し、自在に組み合わせて絵画化することもありました。本展では、代表作とその素材となった写真を併せて展示します。
藤田においては、画家自身の姿を写したセルフポートレイトも豊富です。オカッパ頭に丸眼鏡とちょび髭のアイコニックな容貌は、自画像と写真によって広く流布し、藤田の名声に一役買うことになりました。写真というメディアの力にいち早く気づいていた藤田は、戦略的な自己演出にも長けていたのです。
描くことと撮ること、そして撮られること。藤田の様々な視点が、絵画と写真の間に行き交います。多数の日本初公開を含む写真とともに、藤田作品の知られざる魅力をお楽しみください。

大カプコン展-世界を魅了するゲームクリエイション

2025年7月5日(土曜日)~9月7日(日曜日)

 家庭用ゲーム機の登場から約半世紀—— ドット絵から始まった「ビデオゲーム」は、いまや映画と肩を並べるような美しい映像によって多くの新しい世界を生み出しています。私たちの生活に広く浸透し大衆文化の一部になったゲームはいまや、テクノロジーと表現の領域を横断し、クリエイターの創造力と個性が発揮される総合芸術であると言えるのではないでしょうか。
 1983年の創業から世界的ゲームソフトメーカーに成長した現在まで、その本社を大阪に置くカプコンは、対戦格闘ゲームの歴史を築いてきた『ストリートファイター』シリーズや、サバイバルホラーゲームの金字塔『バイオハザード』シリーズ、社会現象となった『モンスターハンター』シリーズなど、多くの人気タイトルを開発してきました。
 本展では開発者たちの「手」による企画書や原画、ポスターやパッケージなどのグラフィックワーク、体験型コンテンツ、最新技術など、ゲーム誕生の壮大なプロセスとそこに関わるクリエイターたちの想像力と実現力に迫り、日本のみならず世界を熱狂させ続けるカプコンのゲームクリエイションに着目し、日本が誇るゲーム文化をあらためて捉えなおす機会を創出します。

「大カプコン展-世界を魅了するゲームクリエイション」
特設サイト(外部リンク)

珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年

2025年4月12日(土曜日)~6月8日(日曜日)

1983年、八王子に開館した東京富士美術館は、絵画、彫刻、写真、陶芸、武具など、約3万点のコレクションを誇る、日本でも有数の美術館です。中でも西洋絵画の充実ぶりは群を抜き、ルネサンスから現代まで400年を超える西洋絵画の歴史を一望できます。さらにルネサンスからロココ、新古典主義など、日本の美術館では珍しいオールド・マスターの優品がそろっているのも、このコレクションの大きな特徴です。
 今回の展覧会では厳選された83点の絵画によって、西洋絵画400年の歴史を振り返ります。きら星のごとき巨匠たちの傑作の数々に目を奪われるだけでなく、理念や思想を伝える手段としての絵画から、色彩と形態の喜びをうたい上げる絵画へと、時代とともに変貌するその本質を学ぶことができます。「まるで美術の教科書を見ているようだ」。会場をめぐるあなたは、きっとそうつぶやくことでしょう。

アントニー・ヴァン・ダイク《ベッドフォード伯爵夫人 アン・カーの肖像》
1639年 油彩・カンヴァス
東京富士美術館蔵 ©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

特集

河原温 一日を 一日で えがく

2025年7月5日(土曜日)~9月7日(日曜日)

午前0時から24時間のあいだに、その日の日付をえがく。河原温の「Today」シリーズは、コンセプチュアルアートとして世界的に評価の高い作品です。定められたルールにのっとってクールにえがき続けられる日付、しかしそれら一つ一つ、あるいは一日の連続としてながめたとき、見る人に起こる感情はどのようなものでしょうか?今回は、当館が所蔵する「Today」シリーズの作品を、ほぼすべて展示します。

匹亞会結成70年 結成前夜

2025年4月12日(土曜日)~6月8日(日曜日)

匹亞会は、堀尾実、竹田大助、水谷勇夫、加藤直昌、藤田武によって1955年に結成され、1960年まで活動した前衛絵画グループです。途中、志村礼子、加藤充を加え、東京・名古屋で展覧会を行い、戦後の新しい絵画を目指して活動しました。匹亞会を結成する前、彼らは美術文化協会という美術団体に入り、作品を発表していました。しかし彼らは1955年に同時にこの協会を退会し、匹亞会結成に至ります。ここでは、匹亞会結成前、美術文化協会で活動した名古屋の画家たちの作品と、匹亞会結成までにどんなできごとがあったのか、そして匹亞会の画家たちの作品を紹介します。