EXHIBITION 展覧会
特別展 生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ
メキシコで画家・美術教育者として活動した北川⺠次(1894-1989)。
⽇本へ帰国後は、東京や愛知を拠点に洋画壇で活躍し、⼦どもの美術教育や壁画制作にも挑みました。約30 年ぶりの回顧展となる本展では、北川がメキシコ時代に交流した作家や美術運動との関わりも視野に⼊れながら、彼がメキシコで学び⽇本へ帰国後も貫いてきた芸術への信念を再考します。
また本展では、北川の美術教育者としての側⾯にも注⽬します。北川はメキシコで野外美術学校の教師を務めた経験を活かして⽇本で児童美術学校を主宰し、美術批評家の久保貞次郎らの協⼒を得て絵本制作を⾏うなど、創造性をもった⼈間づくりを⽬指す美術教育に携わりました。現代でもなお⽰唆に富む⾰新的な⽅針やその⼿法を、⽣徒の作品や当時の資料とともに紹介します。
絵画作品約70 点を含む約180 点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側⾯をもつ北川⺠次の魅⼒に迫ります。
会期
2024年6月29日(土曜日)~9月8日(日曜日)
開館時間
午前9時30分から午後5時、金曜日は午後8時まで(いずれも入場は閉館30分前まで)
休館日
毎週月曜日【7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館】、7月16日(火)、8月13日(火)
主催
名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中⽇新聞社、⽇本経済新聞社、テレビ愛知
後援
JR 東海、名古屋市立小中学校PTA協議会
協力
名古屋市交通局
観覧料
区分 |
当日 | 団体(20人以上) |
---|---|---|
一般 |
1,500円 |
1,300円 |
高大生 |
900円 |
700円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
- 障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証(ミライロID可)の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額でご覧いただけます。
- 中学生および高大生の方は、当日美術館の受付で証明となるもの(学生証など)をご提示ください。
- 名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は当日料金から100円割引
- 「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引
- いずれも他の割引との併用はできません。
- 会期中は「北川民次展―メキシコから日本へ」の観覧券で常設展もご覧いただけます。
関連催事
1.学芸員による解説会
①7月13日(土)
②8月18日(日)
講師:勝田琴絵(名古屋市美術館学芸員)
いずれも午後2時~(約60分、開場は午後1時30分)
会場:名古屋市美術館2階講堂 定員:180名(当日先着順、定員になり次第締切)
入場無料。ただし、聴講には展覧会観覧券(観覧済みの半券可)が必要。
2.ボランティアによるギャラリートーク
開催日
7月:17(水)、20(土)、23(火)、26(金)
28(日)、30(火)、31(水)
8月: 3(土)、 7(水)、 9(金)、17(土)
23(金)、28(水)、30(金)
9月: 1(日)、 3(火)、 5(木)
開催時間及び所要時間
午前10時30分~/午後1時~ の1日2回
1回あたり最大45分程度
参加費
無料。ただし、展覧会観覧券が必要です。
ご案内
北川民次ゆかりの地・瀬戸で開催の展覧会
瀬戸市美術館
瀬戸市美術館特別展 北川民次生誕130年記念
北川民次と久保貞次郎―真岡市コレクションを中心に―
令和6年8月3日(土)―9月29日(日)
入館料:一般:500円(400円:20名以上の団体)、高大生:300円(240円:20名以上の団体)
中学生以下、妊婦、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
【チケット半券提示による相互割引】
「北川民次展―メキシコから日本へ」の半券提示により「北川民次と久保貞次郎―真岡市コレクションを中心に―」展を団体割引金額でご覧いただけます。また、「北川民次と久保貞次郎―真岡市コレクションを中心に―」展の半券提示により、「北川民次展―メキシコから日本へ」を当日料金から100円割引でご覧いただけます。
瀬戸信用金庫アートギャラリー
生誕130年記念 北川民次母子像展
令和6年6月29日(土)―8月12日(月・休)
入場料:無料